インプラントの安全性
インプラントに関する7つの不安
・新しい治療方法だから大丈夫なのだろうか
・身体に悪影響があるのではないか心配
・手術は安全なのかしら
・どのくらいもつのだろうか
・手術が痛そうで心配
・手術が怖い
・治療中は、歯が抜けたままで過ごすのかしら
患者さんのためにどのようなことでも、ご相談に応じます。何なりと、お話し下さい。
インプラントは安全です
ヨーロッパでは、歯科大学の学生が、カリキュラムとして、インプラント治療を学ぶほど、科学的裏づけのある治療方法として確立されています。
材料の純チタンは、人工心臓や人工関節としても使われている現在最も安全な金属です。
基本原則をきちんと守って、経験と研修を積んだ歯科医師が行えば、インプラント治療は、不安なく安心して受けていただける治療法です。
痛みを最小限に抑えた手技
インプラント治療は、一般的な歯科治療と違って、歯肉を切開したり骨に穴をあけたりするので、患者さんが不安に感じるのは、当然でしょう。
しかし、きちんと局部麻酔をしますので痛みは感じません。他の治療と違う点は、骨を削るときに少々響くように感じることでしょう。
治療後は一度痛み止めを飲んでいただきますが、当院の大部分の患者さんは、あまり痛みを感じないとおっしゃっています。
麻酔、手術が痛くない
麻酔のとき、最も痛みを感じるのは、どの時点であるかを解剖学的に検討し、私が工夫した、痛みを減らす特殊な技術を用いて注射をします。
また、痛みを感じにくい極細針を使用し、患者さんのご負担を最小限にするように細心の注意を払っております。
そのため、「いつ麻酔をしたのかわからなかった」「最近の麻酔は全く痛くないのですね」といった声をよくいただいています。昔からの歯科医院嫌いがなおったという患者さんもいらっしゃいます。
施術の時間
実際にインプラントを埋め込む施術の時間は、簡単な症例なら5~10分です。このほかに感染予防のために専門的クリーニングなどを行う時間を必要とします。
手術後の腫れ、痛みは、たとえ同じ内容でも、早く的確な手術ほど痛みや腫れは少なくなります。これは執刀医の技術、経験の度合いでかなり異なります。
私は、まだ、インプラントが今ほど一般的でなかった、14年以上も前から、インプラント手術を行ってきており、患者さんの中には、手術中に眠ってしまう人もいます。
インプラントはどのくらいもつのか
インプラントの失敗の原因は、設計を含めた不適切な治療計画と、細菌による感染です。細心の注意を払って行われたインプラント治療は、良好なブラッシングと定期的なメインテナンスによって、
インプラント周囲の炎症が起こることを予防することで、長期にわたりインプラントを守ることができると考えられています。
大森歯科医院では、そのためのシステムが確立してされており、治療を始めた14年前より長期にわたって患者さんのお口の中で健康に機能しています。
かみ合わせ治療
歯のないところに、歯を入れるという単なる機能の補完ではなく、噛み合わせの観点から顎全体の動き、全身への影響を十分に考慮した治療を行います。
実際に噛んだときの力の加わり方や、顎の動きを考えた設計ができることも、長く機能する大切な要件です。
予防メンテナンス(将来設計)
「先生、これはいつまで持ちますか」という質問を受ける時があります。私も、せっかく治した健康なお口の状態を長もちさせることは最も大切なことだと考えており、
お口の中全体のことを考慮した上で、将来を見すえた設計を考えて治療をします。さらに患者さんのライフスタイルに応じたお手入れのしやすさまでも検討します。
そして治療後は、定期検診をしながらご一緒にお口の健康維持にあたります。大森歯科医院の予防・メインテナンスは将来を見据えた治療の根幹です。
このシステムで、14年前から健康なお口を保ち続けている患者さんも大勢いらっしゃいます。
治療中、歯がない期間はありません
大森歯科医院では、抜けている部分には必ず仮歯を装着しますので、インプラント治療が終了するまで歯が無い状態で過ごすことはありません。
ご安心ください。ごくまれに、奥の方で歯が無い状態が見えない場合に、必要に応じて仮歯を入れないこともあります。
一部の例外として、多数のインプラントを埋入した場合など、傷口の安静を守るために1週間だけ入れ歯をはずしていただくことがありますが、
この場合はあらかじめ説明をさせていただくとともに、1週間入れ歯をはずしても大丈夫な時期を患者さんと十分にご相談させていただき、
ご都合に合わせて治療日を決めます。治療の時期、内容など、何なりとご相談下さい。
インプラント手術は怖くない
CT検査を含む万全の検査と診断
治療に入る前に3回にわたる精密な検査をお受けいただきますが、そのほかにも事前に十分な検査と診断を行います。
必要に応じて、大学病院クラスの高精密なCTを使ったCT検査も行います。すべての患者さんに、万全の診断、準備を欠かしません。
患者さんへの丁寧な説明
心理学的にも、不安は、これからどうなるのだろう?という先が見えにくい時に、より大きく膨らんでくると言われています。
誰でも、よくわからないことには不安を覚え、その恐怖心から、体が必要以上に緊張し、痛みを感じやすくなるものです。
当医院では、最初に十分な相談の時間を設けます。十分な検査と結果報告、治療方法の説明には3時間(60分×3回)もの時間を準備しています。
治療に入った段階では、患者さんはご自身のお口の中の状態を十分に把握し、どのような治療が必要で、どんな治療が行われ、
その後で、どのように治っていくか、十分に認識していますので、皆様、安心して治療を受けられています。
感染予防が万全
最近不安視されるのが、感染などによる医療事故の問題です。大森歯科医院では、治療全般にわたって、細心の注意を払い、最高レベルの感染予防に手間を惜しみません。
専用の手術室、専門医ならでは消毒滅菌システムで都内でも最高レベルの感染予防システムを設けております。
その分多少の面倒や時間がかかりますが、患者さんの安全のために、絶対に妥協できない部分です。
どんなことでもご相談下さい
不安なこと、疑問点、どんなことでも、お気軽にご相談下さい。小さなことでも、不安を解消することは大切です。私達は、すべての患者さんに、安心して治療を受けていただきたいと思っております。